「アンチエイジング」
年齢を重ねると気になってくる「老化」に伴う、肌質の低下や筋力の衰え
別にダイエットがしたいわけではないし、マッチョになりたいわけでもないあなたも
できるだけ若い頃や現在の自分の状態を保ちたいと考えるのではないでしょうか。
老化とは
老化とは、成熟後に(1)誰にでも起こり、(2)遺伝的にプログラムされ、(3)後戻りできず、(4)生命維持には不都合な現象とされており(老化の4原則)、遺伝子と生活習慣によって進行速度が異なると考えられています。
https://medical.jiji.com/medical/item?l0=%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%A8%E7%97%85%E6%B0%97&l1=%E8%80%81%E5%8C%96%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3&depth=2 より引用
とされています。
後戻りはできませんが今持っている機能を高める努力をすることで、老化を遅くすることはできるでしょう。
今回の記事では脳機能を保つために重要な聴力について取り上げてみます。
聴覚が機能していると、外界の刺激を適切に受け取ることができ、加齢とともに上がっていく知的な能力もより研ぎ澄まされていくでしょう。聴力は円滑なコミュニケーションを取るためにも必要な機能です。
この記事を読んで予防と改善を始めてみてください。
目次
聴力の衰えとその影響
聴力が衰えると脳への刺激が減ります。使わない機能は衰えるという人体のルールがありますが、聴力機能が低下することで連携しているその他の機能も低下します。これは行動や意欲にも大きな影響を与えます。コミュニケーションや学習も困難になります。さらに、これが認知症などのきっかけにも繋がる可能性があります。難聴による認知症の発症のケースは多いようで、脳機能へ大きな影響があることが伺えます。
また聴力は姿勢保持にも重要な役割を持っており、聴覚の機能が左右非対称になると体の揺れは大きくなります。
脳機能はもちろん、見た目への影響を与えるきっかけにもなる重要な器官なので、できるだけ長く機能を保ちたいですね。
対策
それでは老化によって下がっていく聴力に対して、どのように対策をしていけばよいかをリストアップしていきます。
対策① 聴力のトレーニング
最近では日本でも、聴力に関わる有毛細胞の機能を改善する耳のトレーニングの情報も増えています。海外では「サウンドコンディショニング」や「音養生」をする機器も販売しており、耳鳴りや難聴の治療もできるという研究報告もあります。
日本では耳トレに関する書籍を含む、情報が一般の方向けに発信されています。
このような音楽がネット上で気軽に聞ける時代なので活用したいですね。
対策② 好きな音楽を聴く
一般的にはクラシック音楽が良いとされています。低音から高音まで幅広い音域で演奏されているからです。音楽を聴くことで脳を活性化させる神経伝達物質が出るという研究報告もあり、その刺激によって脳機能を変化させることができます。
クラシック音楽以外は効果がないかというとそうではなく、好きな音楽を聴くというのも効果的です。「好き」なものは興味関心が高いものです。意識せずとも音に没頭することができます。リハビリや予防トレーニングのために音楽を聴くというのはなかなか続けることが難しいでしょう。まずは好きな音楽を好きな時に聴くということから始めてみるのはいかがでしょうか。
日常生活での予防策
聴力の保護は日常生活でも行うことはできます。
聴力低下を予防するためにまずは日常生活で、大音量で音を聞くことを控え、耳を休ませる時間をつくることが大切です。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」好きな音楽を大音量で聴くのもほどほどにしておくことで、生涯好きな音楽を聴き続けることができますよ。
定期的なチェックも重要で、1年に1度は聴力の検査をされることをおすすめします。
聴力は超重要、身体だけではなく感覚器も大切に
今回は聴力について取り上げてみました。
耳の聞こえは脳機能の活動や姿勢にも影響を与えることがわかりました。
耳は感覚器といって、外界の刺激を受け取る重要な器官のひとつです。
人は外部の環境に合わせて、意識をしなくても運動を調節することができています。
運動の調節力が上がることで、日常生活を快適に過ごすことができたり、スポーツパフォーマンスを上げることができます。
FTFでは運動をすることはもちろん耳を含む、感覚器へアプローチする方法もご紹介しています。
まずは自分の体の状態を知るためにFTFトライアルの受講を検討してみてくださいね。
新しい自分が見えてくるかもしれませんよ。