ととのえてから、きたえる辻堂の体調改善専門パーソナルコンディショニングジムFTFです。
当施設のパーソナルトレーニングでは毎回正しい呼吸ができているかどうかのチェックやエクササイズを行います。その理由を今回の記事では書いていきます。
目次
正しい呼吸のメリット
今回の配信では特に運動時における正しい呼吸習得のメリットを書いていきます。
正しい呼吸には下記のメリットがあります。
- 脳機能の活性化
- 運動がしやすくなる
- 免疫機能の向上
- 睡眠の質の向上など
正しい呼吸は?
呼吸とは肺の中にある小さな風船のような組織「肺胞」に空気が出入りする運動です。
肺は周囲の筋肉の働きによって、縮んだり膨らんだりを繰り返しています。
呼吸には
- 横隔膜
- 斜角筋
- 外肋間筋
- 内肋間筋
- 腹横筋
- 内腹斜筋
- 外腹斜筋などたくさんの筋肉が関わっています。
これらの筋肉が収縮と弛緩を繰り返して、肺が動かされ呼吸を行っています。
不良姿勢や上記に挙げた筋肉がうまく働かなくなることで、呼吸が浅くなるといったエラーが引き起こされます。
呼吸のエラーが引き起こされることによって、睡眠の質が下がったり免疫機能が下がったり、多くのデメリットが生じます。
運動中のデメリットでわかりやすいのは「疲れやすさ」も挙げられるでしょう。
体内のガス交換が必要な分、行われないことで呼吸の回数は増加します。すると交感神経が優位になり、心拍数が上がります。
呼吸が苦手な方のためのエクササイズ
ここでは普段呼吸が浅い方に向けて、呼吸のやり方を解説します。
実際のトレーニング指導でも行っているので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント
- 胸とお腹が呼吸の最中に動いているかチェック(片手は胸の上に、もう一方の手はお腹の上に置く)
- 吐く息>吸う息のバランスになるように、呼吸の割合を調整する2~3:1が理想的
- 肩や首など全身を脱力した状態で行う。
- 力が抜けない場合は仰向けの場合、首の後ろに丸めたタオルやクッションを入れる
- 基本は鼻呼吸で行う。鼻で吐くのが難しい場合は吐く息のみ口で行う。
- 呼吸の回数は1分間に12~20回が理想的
おまけ
呼吸困難のメカニズムについても調べてみました。
呼吸困難とは、ある一定量のガス交換をするのに対して、予想以上に呼吸筋の活動が必要な際に生じることです。
そして呼吸困難は「身体的・生化学的異常によって発生する」こと
呼吸はレター内で記述した呼吸筋が働くことによって、肺が動かされるので
呼吸筋が何らかの原因(薬物、社会生活での心理的ストレス)で制御できない状態になると
呼吸の回数が増えたり一定でなくなります。
おまけでは何が言いたいかというと、呼吸筋のトレーニングや呼吸の練習をすることはもちろん大切ですが、その筋群をコントロールしている神経や脳機能が適切に働く状態を保つことも大切だということです。日常生活に根本原因があれば、エクササイズをしてもいたちごっこになってしまうので(呼吸エクササイズが無駄というわけではありません。)今後はストレスコントロール方法などについても発信していきたいと考えています。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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